2か月間で訪問したハウスメーカーの判断基準
※この記事は完全に私の主観ですので、1つの意見として読んで下さい。
ハウスメーカーは大きく分けると5グループあります。
①大手ハウスメーカー ・・・ パナ・セキスイ等
ほとんどの人が通る道。総合住宅展示場を回ると効率的。
②大手ハウスメーカー(ローコスト) ・・・ タマホーム等
展示場に入ってるとこでは高くて建てられないと感じた人が次に行くところ。大手HMをライバル視している。
③地域密着型ハウスメーカー
モデルハウス等も持っていて規模は大きいが、近隣エリアしか施工しないといったメーカー。大手HMをライバル視している。
④設計事務所
どこで建てたのか気になるようなスタイリッシュな外観の家が多い。設計料がかかる場合がある。
⑤地元工務店
探してみるとたくさんある。良い会社か見極めるのが難しい。
簡単に書くとこのような感じですかね。
私の場合は①→②→③→④→⑤の順番で回って、今は④と⑤を中心に検討しています。
ではなぜ①②③を辞めて④⑤にしようと思ったのか。
まず①~③に共通して言えることは、商品を規格化しているということ。
広告、営業、展示場に多額の資金をつぎ込みブランド力を上げ、多くの顧客を獲得し、
大量生産によってコストを下げるやり方です。
大量生産するには規格化が必須ですので、どうしても同じ家or似てる家を作りたがります。
この大量生産は、施工ムラがない高品質な商品を作るという点では悪いことだけではありませんし、
大手HMでは工場でほとんど作業して、現場では部品をはめ合わせるだけというところもあります。
勉強し始めて2ヵ月ですが、有名どころの建てた家なら外観のみで大体判別できるようになります。
中には、どこどこで建てたということをステータスにしたい人もいますが、私は理解できませんでした。
3000万借りて、数百万円の利子を払い、30年以上働き続けることを約束するなら、
オンリーワンの自分たちの思いが詰まった家を建てたいと思ったのです。
大手でオンリーワンを求めると、金額が跳ね上がります。そもそもできないところの方が多いです。
なぜなら、下請け孫請けの工務店の仕事量が増えてしまうからです。そうなると儲かりませんからね。
自分たちに最適な家を作ってくれる気があるかないかを判断する基準としては、
初回の訪問時点で間取り+価格を提示するかどうか。
これだけです。良い会社か悪い会社かを判断する基準ではありませんよ。
こちらが予算と大まかな希望を伝えると、、、
↓
こういった間取りでこの価格で建てられますよ!
間取りの変更はある程度可能です!
と言われます。
間取りを変えることは無料なんですが、変えることによって
壁が増えたり、基礎が増えたり、窓が増えたり大きさが変わったり、、、
絶対に出てきます。契約後に金額が膨れ上がると言われているカラクリがこれだと思います。
建てれない家なんてないですよ。お金さえ払えば。
このお金さえ払えば。の部分が重要ですね。
希望の家を作るならいくらかかるのかをなるべく明確にしてから契約すれば、契約後に予算オーバーすることはほとんどなくなるでしょうね。
実際、私もタマホームでは1回目の適当なプランの段階で契約を迫られました。
理想のマイホームを建てるには、理想を詳細に語れるように勉強することも大切だし、
それを理解して形にしてくれるメーカーさんを見つけることも大切だと思います。
・生い立ち
・実家の生活スタイル
・性格
・今の生活ルーティン
・休日の過ごし方
・家を建てる土地の情報(接道、日当たり等)
・近隣の環境(隣家との距離、騒音等)
・今後の家族構成
あげればキリがないですが、1日で伝えられる情報量ではないです。
更に言えば、展示場を回ったりネットで情報収集していく中で新たな発見があったりするものです。
「家は3回建てないと理想の家にならない」とよく言われていますが、
理想の家が明確になっていない段階で契約してしまうから、メーカー選びで失敗してしまったり
必要な部分を削ったりグレードを下げたりしなければいけなくなると思います。
私の場合は、自分の理想の家というのを明確にするために、
最低でも半年から1年間は勉強の期間にしたいと考えています。
最後に、①~⑤に共通して言えるここはナシだなと感じた判断ポイント!
・妻に名刺を渡さない
・展示場の施工が雑
・施工事例に施工主のフルネームを記載
・他社の悪口を言う
・完成見学会で手袋着用と手荷物預かりがない
・ローコスト=悪い家と見下している
・契約を急かせる
・次回のアポを付けないと帰してもらえない
以上がここ2ヵ月くらいのまとめです。
また次からは今まで通り訪問議事録をつらつら書いていきます。